ノラ猫にまつわるこれまでの話&その後の話
書こう書こうと思っていてなかなか書けなかったことを書きます ちょっと長いです 先日、「いじめ」という詩を書いた ノラ猫にこっそりご飯(エサとは呼びたくない)をあげていて それがビミョーに後ろめたいという詩なんだけど 何とあのノラ猫はローンキャットではなかったのです! ノラはいつもぼくが帰宅するのを待ってくれてるんだけど ある晩、ノラの周りに何かゾロゾロしたものが・・・ わぉ、子猫だよ、しかも4匹 こいつママ猫だったんだな ぼくが差し出すものを飲み食いしながら ぼくが危険な奴かどうかじぃーっと観察していて 子供を連れてきていいものかどうか考えていたらしい どうやらぼくは合格したようなんだ こりゃ一本取られたね 三毛と、ほとんど白でちょっと三毛のが2匹と、白に黒がちょっと混じった奴の計4匹 親と同じ黒猫が1匹もいないのが面白い ミルクを注いだ器を出すがなかなか近寄ってこない ママ猫が近づいてきてぴちゃぴちゃ舐めだすと ようやく子猫たちも恐る恐る近づいてきて器に首を突っ込み始める 一度ミルクを舐め始めたらもう夢中になってしまうのはママ猫と同じ それでもぼくが近づくと気配を感じてさっと逃げる 嫌人教育が行き届いているってところだろうか こんな調子で 人目を気にしながら猫の家族にご飯をあげていた ママ猫は少し神経が図太くなったのか 少々近づいても逃げなくなってきた(触ろうとすると逃げるけど) 真夜中、どうしても気になって ジャージ姿のまま自転車置き場の方に行くと ママ猫が長々と横たわって子猫におっぱいをあげていたりするのだった 4匹の子猫が必死で乳房をまさぐっている様子は感動的 ママ猫はぼくに気づくと頭を少し起こし マネの「オランピア」みたいな冷めた目つきで(嘘じゃないよ) ぼくを凝視してきたりするんだな 何ていうか、最初と立場が逆転したって感じ うん、それも悪くないか こうあからさまに心の内を見透かされたらかえってすっきりするよ 家族で寄り添って丸くなって寝ているところにもよく遭遇した 外に出しているゴミ箱の上にマットが干してあって その上に一家5匹が全員乗っかって寝る ママ猫が4匹の体を代わる代わる舐めて 子猫たちは余りの気持ちの良さに首をくねくねさせてたりするんだ 育児というより性行為のような危険な艶かしさがあった 思わず目をそむけたくなる が、そむけないで 息を殺してずっーと見てた こんな行為が30分以上も続くなんて 猫ってホント、どうかしてる ママ猫が2匹の子猫を舐め舐めして寝かしつけ もう2匹はしっぽを振ってあやしている姿も見たことがある 子猫は左右に揺れるしっぽをいつまでも追いかけ続ける ネコジャラシで遊ばせる要領だね 4匹の面倒を一度にみるなんて すごい技としか言いようがないが こんなことまで本能に組み込まれているのかな ぼくには個人(猫)的な努力の賜物って感じがするけどな 考えてみればママ猫だって、多分まだ5歳くらいなのだ 子猫たちはだんだん大きくなってきて 固形物を口にするようになった ママ猫が連れてくるようになってから2ヶ月くらいたった頃だ 竹輪とか蒲鉾とかをちぎって見せびらかすと よちよち歩いて近づいてくる 臆病で決してぼくの傍には来ない子猫たちだが、食事の時は別だ 1匹1匹、素直に口を開く その口に食べ物を押し込んでやると 彼らは首をかくんかくん上下に振りながら一生懸命噛んで飲み下すのだった この辺りで、4匹の子猫の中で性格の違いが現れ始めた 三毛と白黒は食べ物を貰おうと積極的にアプローチしてくるけれど 白に三毛がちょっと混ざった2匹は食べ物をくわえるとすぐに逃げるのだった ママ猫は子猫たちが食べるのを満足げに眺めているようだった その後、竹輪や蒲鉾は塩分が多すぎて猫の体に良くないと聞いたので キャットフードに切り替えましたよ たまにちゃんとした肉や魚も出してやります ドライフードと比べるとやっぱりウケが違うね ママ猫も、いつもは子猫を優先させて食べさせてるけど みずみずしい肉や魚をあげる時は子猫を押しのけてまず自分が食べちゃうんだな 夜10時を過ぎるとスーパーでは生鮮食品が割引になる ノラ猫を喜ばせるためにノソノソそれを買いに行くぼくっていったい…… お昼にお寿司を買ってきたら、ノラ猫たちが欲しそうな顔をしてるので 魚を取って、ワサビを洗い流して、食べさせて 自分は酢飯だけ食べてる、なんてこともありました 3回以上も とまあ、こんな感じのノラ猫支援ライフを送っているけど ★アパートの住民に迷惑をかけていないか (かけてるに決まってる。 何しろ猫よけのペットボトルをドアの周りに並べてる人が2人もいる 但し、ペットボトルは猫よけになりませんが) ★不妊・去勢手術その他、必要と言われている処置を取らなくていいのか (取るべきに決まってる。但し、やり方や責任の範囲がよくわからない) 以上の疑念により、実はだんだん不安が深まってきて 今はどうかすると胸が張り裂けそうになるくらい だって外から見るとあやしいエサやりのおじさんだもんねえ (内から考えてもそうだけど) とりあえず 長くなり過ぎるのもナンなのでここらで一旦終わりにします 最近、子猫が大きくなってきて ママ猫はもう子猫たちとは距離を取って生活していることを報告しておきます あっ、名前もつけたっけ 子猫たちの名は音階から取って 一番なついてる三毛を「ファミ」と名づける 食い意地の張った白に少し黒が混ざったのを「レド」と名づける おとなしいけど時々妙に馴れ馴れしい白に少し三毛のを「ソラ」と名づける 臆病ですぐ逃げるもう1匹の白に三毛のを「シシ」と名づける ・・・・・・・・・ 見たままで悪いが、黒いママ猫を「クロ」と名づける 「名づける」、なんて、ちょっと造物主の気分 それじゃ、多分続きもちょこちょこ書くのでよろしくです
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